第29回ことば+αの会 テーマ:校正
セミナー会場は新大阪のココプラザです。同時に YouTube Live によるオンライン配信も行います。
会場参加またはオンライン参加のどちらかでお申し込みください。
なお会場参加の方には、オンラインでも視聴できるようアクセス情報をお届けします。
タイトル:出版校閲からみた、新聞の表記・校閲
話し手:新村 恭さん
とき:2024年4月30日(火) 19:20〜21:00
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場所:KOKO PLAZA 大阪市立青少年センターKOKO PLAZA 4F 講義室406(YouTube Live併用)
◆セミナー概要:
新聞は厳しい時間との競争のなかで決断を迫られ、広い読者に分かりやすい文章で提供する必要があり、影響力が大きいだけに権力からの要請を強く受け、縦組みで一行の字数が少なく調整がしにくいといった特徴があります。
無批判にモデルにするのはよくないので、違いと問題点をともに考える材料を示します。
今回のセミナーは、昨年11月に開催された出版ネッツフェスタにおける毎日新聞校閲センター水上由布さんの講演「新聞校閲からみた出版校閲」を「本歌」とする、その返歌、「かえしうた」というべきものです。
水上さんの講演については、こちらからアーカイブ視聴ができます。
◆新村 恭:(しんむら・やすし)さんプロフィール
岩波書店で本作りに携わるーー編集17年、校正15年、製作2年。
2010年1月定年退職、2月から出版ネッツ組合員。
人間文化研究機構の要請を受け、研究・情報誌『HUMAN』(角川学芸出版⇒平凡社)の編集を2015年まで務める。
2017年まで岩波書店の「外校正」でお手伝い。
2017年4月から祖父新村出ののこした京都の邸宅と資料を管理するため、新村出記念財団重山文庫に横浜の自宅と往復生活で勤務。
現在、新村出全集補遺編纂主任。
出版ネッツでは2018年、関西支部に移籍。