第28回ことば+αの会 テーマ「翻訳とことば」
今回は翻訳とことばについて考えることにしました。
セミナー会場は新大阪のココプラザです。同時にZoomによるオンライン配信も行います。
会場参加またはオンライン参加のどちらかでお申し込みください。
とき:3月2日(土) 16:00〜18:00
ところ:新大阪 ココプラザ4F 講義室405
参加費:800円(出版労連組合員は無料)
タイトル:生成AIや機械翻訳が進化するなか、歴史と未来の狭間で日本語の本質を考える
話し手:大澤法子さん
◆セミナー概要
日本の歴史は、翻訳の歴史でもあります。
弥生時代に青銅器などが伝わった背景には、異なる言語や文化を持つ民族間での翻訳行為がありました。
幕末から明治時代にかけて、勝海舟など多くの偉人たちによって翻訳がなされました。
その結果、「自然」「自由」「権利」などの翻訳語が生み出され、近代日本の言語文化の礎が形成されました。
生成AIの進化に伴い、物事の本質を見極める力が求められています。
ここでは機械翻訳の台頭により日本の言語文化が新たなフェーズを迎えようとするなかで、歴史に立ち返り、翻訳語をいくつか取り上げながら、日本語の本質を探ります。
◆大澤法子(おおざわ・のりこ)さんプロフィール
1983年、愛媛県生まれ。神戸女子大学文学部文学科英文学専攻卒業、神戸大学大学院文学研究科文化動態専攻修士課程終了。文学修士(言語学)。
大学院修了後。実務翻訳や技術翻訳に携わる。現在は翻訳の傍ら、ライターとして「和樂web」(小学館)、「Forbes JAPAN」などのメディアにてテクノロジーと文化をテーマに寄稿に行う。
昨年7月、著書『吾輩は英語がペラペラである~ニッポンの偉人に学ぶ英語学習法~』を出版。
ことば+αの会は、はじめてになりますが参加したいと考えております。
よろしくお願いいたします。
河辺さん、ありがとうございます。